南フランス・プロヴァンスにあるムスティエ・サント・マリーは陶器で有名な村。
―フランスで最も美しい村―　のひとつにも認定されています。
そこで作製される陶器は厚み、釉薬による艶、独特のモチーフが個性です。
ルイ14世の時代の宮廷御用達でした。熟練の職人の手作業で作られています。　　　
今回は少し柄の違う3枚が南フランスより届きました。

リムがなく縁が少し上がった形のプレートです。
ムスティエ焼きではポピュラーな、天国の鳥（OISEAU de PARADIS）という空想上の鳥を囲むように、花や蝶が舞っている愛らしい絵柄ですが、ネイビーで縁取りされているため、ですっきり引き締まった印象になっています。
手描きです。

それほど古いものではなく、欠けやヒビもなくとてもきれいな状態ですが、新品ではないため細かな傷や作製時にできた傷、また薄い貫入がございますことをご理解ください。
　　　
直径　約19cm
高さ　約2.5cm